工場のスタジオってどんなの?[福岡・北九州の撮影スタジオ “ネクストスタジオ”]
生きている工場はダイナミックでエモーショナルな空間。
廃墟や廃工場などの撮影スポットとは明らかに異なるダイナミズム
毎日人が通勤し、毎日何かを生産している工場。
くたびれていないアクティブな佇まい。
明らかに誰かが使った形跡のある機械に備品。
誰かが落とした軍手に使いかけの工具。
そういった何気ない物体が一体となって醸し出すダイナミズム。
最近の高画質なデジタルカメラはそういった細かな空気感をも拾い出すため、日に日に撮影環境には手を抜けなくなってきているのが実情です。
現役のアパレル専門印刷工場”ネクストマップ”
2006年にオープンしたネクストマップは現役のアパレル印刷工場です。
その規模は年々拡大し、開業当初からは生産設備や人員も随分と拡大しました。
工場が拡大することで”バエる”撮影ポイントが次々と生まれてきました。
これらを使って撮影した画像がこのWEBサイトのTOPページ画像です。
モデルがメインの画像ではありますが、その背後に垣間見える工場の情景がモデルの美しさをより一層際立たせるのです。
撮影で重要なのはコントラストを生み出すこと
柔と剛
静と動
これらは対局に位置するモーションを比較することで生まれるコントラストですが、
写真の世界においてもコントラストはとても重要な要素です。
コントラストといえば「赤と緑」「青と黄」などの反対色のことを連想しがちですが、なにも色に限った話ではありません。
たとえば、
和装モデルを無機質な鉄の部屋で撮った写真、とか。
美しい女性を荒々しい仕事現場で撮った写真、とか。
これらはシチュエーションの対比といった意味でのコントラストです。
コントラストには人々を「ハッ」とさせる効果があります。
人々の想定に”ズレ”を生むからです。
想定がズレるとどうなるか。
非日常が生まれます。
私たちのネクストスタジオにはズレを生みだせるポテンシャルがあります。